イベントEvent
【終了】これからの書を考える ART SHODOの活動の現場から
【開催日】2023年3月11日
書家の山本尚志氏を中心に活動の場を広げる新しい書の運動「ART SHODO」。
幼い頃より書に親しんできた山本氏は、2015年にウナックトウキョウからデビュー、翌年、ユミコチバアソシエイツに移籍し、さらに2017年からは、世界的コレクターの佐藤辰美氏監修のもと「ART SHODO」の活動を立ち上げ、何人もの現代アーティストとしての書家を輩出し、現在に至ります。
山本氏は、書を言語アートと捉え、書が現代アートにおいてどう扱われていくのかを問いかける書家として、その活動のすべてを言語化して、多くの書家を率いる稀有なアーティストです。
今回のトークイベントでは『ART SHODOとは何か?』から『アーティストとは』『コマーシャルギャラリーとは』など、美術評論家の清水穣氏とお話しいただくことで、『現代アートとは何か?』というところまで、アートの世界を包括して考えていくトークイベントとします。
非常に厳しいアートの世界の中で、書を盛り上げ、新たな才能と出会い、日本オリジナルの文化である「書道」から、国際的なアートマーケットに通用する人材を後押しするという壮大な活動をしている山本氏の貴重な話が聞けるだけではなく、アーティストのみなさん(書道でなくても大丈夫です)のご相談にお答えしていただく時間も設けますので、この機会にぜひご参加ください。
【スケジュール】
3月11日(土)
14:00-15:00 山本氏、清水氏対談
15:00-15:30 質疑応答
15:30-16:00 アーテイスト相談
【参加申込みフォーム】
お申込みは下記リンクよりお申し込み頂けます。
https://forms.gle/efcHrw38o2ATrgkT9
【登壇】
山本尚志 Hisashi Yamoto
書家、1969年広島県生まれ1991 年 ウナックトウキョウにて井上有一カタログレゾネのための作品整理に携わる。幼い頃より書に親しみ、19歳のときに書家・井上有一の書に出会ったことで、本格的に書の世界を志した。主な個展に2019年「入口と出口とフタと底」(Yumiko Chiba Associates viewing room shinjuku)、2020年「マド」(PLACE by method、東京)、2022年「ゲーム」(福屋八丁堀本店美術画廊、広島)、「モーターショー」(あかまんま、群馬)など、現在広島県在住。
清水穣 Minoru Shimizu
美術評論家、1963年東京生まれ。現在同志社大学グローバル地域文化学部教授。専攻は現代芸術論。1998年~2000年ケルン大学(ドイツ)客員教授。1995年『不可視性としての写真 ジェームズ・ウェリング』(ワコウ・ワークス・オブ・アート)で第一回重森弘淹写真評論賞受賞。定期的にBT美術手帖などの雑誌や写真集、美術館カタログに批評を書いている。
<主な著書>『白と黒で:写真と・・』『写真と日々』『日々是写真』『プルラモン 単数にして複数の存在』『陶芸考』(現代思潮新社/2004年、2006年、2009年、2011年、2016年)