NEWS

京都 蔦屋書店にて展示「金色掻き分け流るる乙女」:やまなかともろう

マッチング

京都 蔦屋書店では、アーティスト・やまなかともろう 個展「金色掻き分け流るる乙女(こんじきかきわけながるるおとめ)」を2024年5月27日(月)~6月23日(日)の期間、6Fギャラリーウォールにて開催いたしました。

やまなかともろうは、1997年生まれ。2020年に大分芸術短期大学を卒業後、イラストレーター「山中智郎」、現代アーティスト「やまなかともろう」として活動を開始。現在は福岡を拠点に制作を行っています。
黒髪が印象的な作品シリーズ「麗髪(うるかみ)」は、昭和時代に活躍したモデル・山口 小夜子にインスピレーションを受けており、人に宿る美しさや憂いを追求しています。制作においては日本古来の色彩や伝統工芸品の制作手法を引用しつつ、現代のマスキングワークやイラストレーションの技法も組み合わせています。黒髪は、刷毛目付けの技法により、ランダムに散らばる絵の具が偶然同じ軌道を辿り、やがてどこかで収束しており、その線は、人生のような運命的なものを連想させます。流れと共に変化し老いていく、移りゆくものを美しいと感じる価値観と、古いものを学びアップデートさせていく姿勢を現代に提示しています。本展では、やまなかが京都・二条城の本丸御殿の中で金箔の襖絵を見たことが制作のきっかけとなった、金箔を用いた「麗髪」など、栄華の中にも儚さを感じさせる新作をはじめ、鉛筆でのドローイングなどを展示します。

____________

京都の二条城 本丸御殿を見た際、金箔を使った煌びやかな襖絵に憂いや儚さを感じた。所有者も居なくなり、時代も変わり、その中で変わらない金箔の輝きが今回の作品のきっかけである。私の作品シリーズ『うるかみ』の川の流れのような流麗な髪は人の持つ流動的な美しさ、たおやかさを示す。
金箔は長い年月継承されてきた材料で、劣化が少なく、大まかな製法も変わることがない。
流れるように変化し続けるヒトと変わることなく継がれていく黄金の精神を一つの画面に収め、双方に意識を向けてみたい。

やまなかともろう
____________

やまなかともろう (@yamanakatomoro2) 個展「金色掻き分け流るる乙女」
会期| 2024年5月27日(月)〜6月23日(日)
時間| 10:00〜20:00 ※最終日のみ11:00〜18:00
会場| 京都 蔦屋書店 6Fギャラリーウォール
入場| 無料
主催| 京都 蔦屋書店(@kyoto_tsutayabooks) 
協力| Artist Cafe Fukuoka(@artistcafe_fukuoka)
お問い合わせ| 075-606-4525(営業時間内) / kyoto.info@ttclifestyle.co.jp

RELATED
CONTACT

アーティストカフェフクオカに関するご意見やご質問、ご相談につきまして、こちらよりお問い合わせください。

アーティスト相談に関する
お問い合わせ

スペース貸出や展示・イベント・
ワークショップに関するお問い合わせ

アーティストと企業のマッチングに
関するお問い合わせ

施設についてのご意見・ご要望、取材、
アーティスト紹介ページ掲載に関する
お問い合わせ

個人情報に関する
お問い合わせ