アーティストの成長・交流拠点施設Artist Cafe Fukuoka

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【展覧会のお知らせ】『Do Art Yourself !!(どぅー・あーと・ゆあせるふ!!)』布施琳太郎×名もなき実昌

2024.05.13

この度、Artist Cafe Fukuokaにて布施琳太郎と名もなき実昌による
展覧会『Do Art Yourself !!(どぅー・あーと・ゆあせるふ!!)』を開催いたします。

 

 

Artist Cafe Fukuokaのコミュニティスペースの壁面とギャラリースペースで開催される本展は、
二人が手がけた作品制作のレシピ集と、そのレシピに基づいてつくられた作品群(?)によって構成された二つのモデルルームを中心に構成されます。

今回展示される100種を超えるレシピは、言ってしまえば二人それぞれの「制作方法の種明かし」です。専門的な技術を持つアーティストだけでなく「誰でも作品をつくれる」ようにつくられたレシピを互いに交換しながら、それによって生活のなかに作品が存在する景色が「モデルルーム」のようなインスタレーションとしてギャラリーのなかに現れます。

福岡市を拠点に活動する名もなき実昌は、これまで絵画を中心に、独自の描画や造形の言語をさまざまなメディアや手法で制作してきました。これに対して布施琳太郎は自らの書いた詩やテクストを起点として映像作品やインスタレーション、展覧会、書籍などをつくるアーティストです。一見して異なる印象の二人の作家ですが、それぞれが自らの制作をレシピ化した上で、自分とは異なる制作言語を実践することになります。

ここで批判的に検討されるのは作品と作者を一体化して捉える慣習です。無数のレシピから何かを選び、それを現実の作品にしていくプロセスは「二人展」というよりもたんなるモデルケースに過ぎません。そうして作品と作者の関係を再定義することで、カフェを訪れる人々もまた別のかたちで制作をはじめるための、つまり「DIY(Do it Yourself)」ならぬ「DAY(Do Art Yourself)」のためのマニュアルとして本展は開催されるのです。

鑑賞をした後で興味を持った方は、二人が実際に使用したレシピを無料ダウンロードすることができます。あなたの生活のなかに二人の作品が(それはもはや「あなたの作品」なのかもしれませんが)忍び込むための機会に本展がなれば幸いです。

 

【開催概要】

タイトル:Do Art Yourself !!(どぅー・あーと・ゆあせるふ!!)』

会 期 :2024.05.11(土) – 05.30(木)

時 間 :11:00~19:00 月曜休館

参加作家:布施琳太郎×名もなき実昌

会 場 :Artist Cafe Fukuoka コミュニティスペース/Gallery Space (〒810-0043 福岡県福岡市中央区城内2-5)

 

【プロフィール】

布施琳太郎(ふせ・りんたろう)

 

写真=岡崎果歩_Kaho Okazaki

アーティスト。1994年生まれ。スマートフォンの発売以降の都市における「孤独」や「二人であること」の回復に向けて、自ら手がけた詩やテクストを起点に、映像作品やウェブサイト、展覧会のキュレーション、書籍の出版、イベント企画などを行っている。
主な活動として個展「新しい死体」(2022/PARCO MUSEUM TOKYO)、廃印刷工場におけるキュレーション展「惑星ザムザ」(2022/小高製本工業跡地)、600ページのハンドアウトを片手に造船所跡地を巡る展覧会「沈黙のカテゴリー」(2021/名村造船所跡地〔クリエイティブセンター大阪〕)、ひとりずつしかアクセスできないウェブページを会場とした展覧会「隔離式濃厚接触室」(2020)など。主な参加展覧会に「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?」(2024/国立西洋美術館)、「時を超えるイヴ・クラインの想像力」(2022/金沢21世紀美術館)など。著書として『ラブレターの書き方』(2023/晶文社)、詩集『涙のカタログ』(2023/パルコ出版)。東京藝術大学美術学部絵画科(油画専攻)卒業。東京藝術大学大学院映像研究科(メディア映像専攻)修了。

 

名もなき実昌(なもなき・さねまさ)

SNSアカウント、日曜画家。1994年生まれ。2015年よりSNS(Twitter・現X)にて作品を発表する。インターネット上に溢れるjpegの画像やキャラクターをモチーフに、現代における精神性や物語の回復をテーマとした作品の制作を行っている。また、展覧会やイベントの企画なども実施している。 主な活動として個展「@sanemasa5x #絵空事 (๑•̀ ㅁ•๑)」(2024/MIZUMA ART GALLERY)、「@sanemasa5x #零人称単数」(2022/六本木ヒルズA/Dギャラリー)、「@sanemasa5x #風景・それと・その他のಠ_ಠ」(2022/MIZUMA ART GALLERY)、「@Sanemasa5x #絵画以上落書き未満」(2021/OIL by 美術手帖)など。主な参加展覧会に「カンヴァスの同伴者たち 高橋龍太郎コレクション」(2024/山形美術館)「未来のための記憶庫」 (2023/熊本市現代美術館)、「Under Current」(2022/Powerlong Museum)「水の波紋展2021 消えゆく風景から ー 新たなランドスケープ」(2021/ワタリウム美術館他)「非/接触のイメージ 」(2022/IAF SHOP*)「終わるまで終わらないよ」(2019/熊本市現代美術館)など。九州産業大学芸術学部美術学科卒業。

 

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