大濠公園と舞鶴公園を地図上で見てみると、大濠公園の池、そしてその池の上をはしる遊歩道、平和台陸上競技場、かつてあった平和台球場の形が特徴的です。
ここ、アーティストカフェは、それらの間にぽつっと位置しています。

交易の拠点や近世福岡の発展には欠かせない場所など、「なにか」の中心であったこの場所に、アーティストカフェフクオカがあります。

移り変わる時代の中で、豊かな文化の厚みを持ったこのエリアを多角的に捉えてみる。

これらの場所が持つ地形や歴史的意義をモチーフとし、池の静けさ、旧舞鶴中学校の記憶、平和台球場や陸上競技場の活気ーーこれらの形をトレースすることで、それぞれの場所が持つ「時間の層」を視覚化しました。